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DSRC車載機に光ビーコンをセットにしたアルパインの何故?

光ビーコンを付属したDSRC車載器が登場

Photo 先日、ふとアルパインのカーナビをホームページ上でチェックしていたら、カーナビと組み合わせて使うDSRC車載器に目が止まりました(写真右)。今どき、DSRC車載器は珍しいことじゃありませんが、新発売されたアルパインのDSRC車載器・HCE-B110Vにはなんと光ビーコンが付属していたんです。                  

 そもそもDSRCを装着するメリットとしてあるのは、ETCと同様のシステムを使って交通情報の受信や、駐車場/ガソリンスタンドでの料金決済などができ、一つの端末で様々な交通インフラに対応できることでした。これによりETCと兼用できるシステムでビーコンレスでも渋滞回避が出来るようになり、料金決済など様々なケースでメリットが生まれるはずでした。

 しかし、全国の高速道路約1600箇所で「ITSスポット」として路側端末が設置され、DSRC車載器で交通情報が受信できるようになったものの、実現したのはそこまで。他は遅々として進んでいないのです。

交通情報はDSRCで一本化だったはず?

2DSRCならオールインワンで様々な交通インフラに対応できるはずだった

 なかでもユーザーを混乱させるのが一般道で交通情報を受信するには光ビーコンが今後も欠かせないことです。実は、一般道での交通情報を提供するのは警察庁の管轄。国土交通省は高速道路が管轄ですから、いくら国土交通省がDSRCの普及を促しても一般道では管轄外。一方の警察庁はDSSS(詳細は→http://www.utms.or.jp/japanese/system/dsss.html)といった新たなインフラを準備するなどして、光ビーコンを使った独自路線を驀進中です。

 結局、高速道路でも一般道でも渋滞回避が出来る交通情報を得るためには、DSRCと光ビーコンが欠かせないわけで、複数のシステムを搭載しなきゃいけない環境は何も変わっていないのです。これこそ、行政がいかにユーザーに目が向いていないかを示す“好例”なのです。

 アルパインの光ビーコンをセットにしたDSRC車載器は、そんなふざけた縦割り行政が招いた“負の産物”と言ってイイのではないでしょうか。ユーザーを振り回すのもいい加減にして欲しいものです。

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